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2024.10.02
カメレオンは、1950年〜1960年代に製造されていました。
とても小さくて愛らしいサイズのケースに手巻き式ムーヴメントが収められています。
生産が終了してからすでに50年以上過ぎているカメレオンは、今ではアンティークとしてしか存在していません。
その希少価値の高さも魅力の一つですが、最大の特徴は、ベルトが自由に交換できるという点です。
ベルトの交換はとても簡単で、ベルト通しをケースに備えるだけで付け替えられます。
ネイルをつけている女性でも爪を傷つけることなく手軽に付け替えができることや、そのベルトにも素材やカラーバリエーションが豊富にそろっていることなども高い人気の理由です。
このように、ベルトが爬虫類のカメレオンのように着せ替え出来るということから名づけられた「カメレオン」は、女性たちがロレックスに注目するきっかけになったとも言われています。
「世界で唯一ワードローブを持つ時計」と言われているカメレオンは、ベゼルにも、さまざまなフォルムやデザインがあります。
そのどれもが直系1.5㎝程度、厚みも8mm程度の可愛い大きさはとても華奢で、腕時計というよりブレスレットのように女性の手元を美しく見せてくれます。
第2次世界大戦後、女性たちにも新たなファッションが生まれつつあった1950年代以降、さまざまなコーディネートが楽しめるブレスレットのようなカメレオンは、多くの女性に受け入れられました。
さらに服やバッグに合わせて変えられる豊富な種類のベルトカラーは、女性に「選ぶ楽しさ」をプレゼントしたのです。
アンティーク商品であるカメレオンは、現代のデザインにはない魅力と新鮮さを備え、また同じ商品がほとんどないということも、大きな魅力になっています。